index > profile > ce-diy > その5
PocketPCにはパソコンのようなキーボードがありません。私みたいな「フルキーボードでなければない方がマシ」というキーボード依存症の者にとっては、入力方法に悩むものがあります。(だったらハンドヘルドPCにしろ、というツッコミは却下)
PocketPCにおける入力方法は次の2つ。
プラス、GFORTには
という小型キーボードが付属しています。
これらを一通り使ってみた感想など。
ソフトウェアキーボード
PsPCでは事実上これしかなかったため、否応なく慣れてしまったというか(笑)
PocketPCになってキー配列が見直されたため、少し使いやすくなっています。英字キーボードに「@」や「.」がのったので、記号キーボードに切り替えなくてもメールアドレスが打てるー。って、今までそんなこともできなかったのか、と言われそうですが。できませんでした。
(ちなみに、「~」(チルダ)はまだ記号キーボードに切り替えないと入力できません。よってURLの入力は相変わらず不便)
【2000/01/12追記】英字キーボード上でも「~」(チルダ)が入力できるとの情報を頂きました。Shiftキーで切り替えると、スペースキー左隣の「^」が「~」になります。失礼しました。
PsPC(E-500)では、ソフトウェアキーボード + ComPOBoxで入力していたんですが、PocketPCになってMS-IMEの変換も大分かしこくなったようなので、これならComPOBoxは要らないかなー、という印象。
手書き文字認識
実は最初、あまり期待していなかったんですが、使ってみてびっくり。ZAURUSの手書き文字認識を初めて使ったときの感動再び、って感じです。だって、右の画像にあるような汚い私の字でも、ちゃんと「た」って認識するんだよ(涙)
英字以外はストレスなく認識します。特に書き方とかスピードとかを気にすることなく、普通に書いていっても9割方OK。認識しづらい漢字は、ひらがなで読みを書いていって後で漢字変換することもできます。
しかしに英字は・・・少なくとも私の手書き文字では、一部のアルファべットが壊滅的(笑) 「e」「o」あたりが特にダメですね。アルファべットだけはソフトウェアキーボードに切り替えた方がよさそうです。
あと、ZAURUSと比べて手書き領域が少ない(ZAURUSは4〜5字、PocketPCは2字)という不満を聞いたことがありますが、私は特に不便とは思いませんでした。
CUT Key
一見、携帯電話のボタンのようなCUT Key。こんな配列になっています。
よく使われる母音(AIUEO)には、それぞれ単独でキーが割り当てられています。子音は3字で1つのキー。ローマ字でよく使われるものが優先的に(1回押しただけですぐ出るように)割り当てられているのが分かると思います。
あとは入力したい文字種のポタンを押して入カしていく、と。
Fnキーで切り取り/コピー&貼り付け、ファイルの保存といった、ドキュメント作成に必要なコマンドを使えるのがよいですね。これならキー入カで全てが済むか?と思いきや・・・惜しい点もあります。
一つはカーソルキー。上下左右の4方向が無理なら、せめて左右2方向だけでもついていれば・・・カーソルの移動は結局スタイラスでやらなければならないというのは、やはりもったいない。
(もしかしたら、エディタによってはGFORT本体の十字キーでカーソル操作ができるのかもしれませんが・・・少なくともQeditではダメでした)
そしてもう一つはShiftキー。前述の力ーソルキーと組み合わせれば、範囲選択がキー操作でできるのに・・・何故ないのだ。
というわけで、惜しいなー、で終わってしまいました。キータッチとか、かなりいいんだけどねー。
結論
そして私の使い方。
手書き文字認識 + 英字&一部記号はCUT Key(又はソフトウェアキーボード)
ということになっております。この文章はそれで書きました。
|1
|2
|3
|4
|5
|6
|7
|8
|9
|10|
|11
|12
|13
|14
|15
|16|17に続く|