index > profile > ce-diy > その3
突然MP3プレイヤーがほしくなった私。それがなぜか、パームサイズのCASSIOPEIAへと飛んでいく・・・ZAURUSあるのに。マシンから逃れられない運命なんでしょう、きっと(苦笑)
CASSIOPEIA E-500来る
同居人にパームサイズPC(以下PsPC)のCASSIOPEIAの調達を頼んだところ、ほどなく中古のE-500を入手。備品・マニュアル一式が揃っていて33,000円はかなりお得らしいです。ありがとうございますー>前持ち主さま
あとこれ大事。CFを買ってくる。もちろん128MBです。当時36,000円。本体より高い(笑)
試しに電源を入れると、マシン名とユーザ名を聞いてくる。目の前にはチョコボのぬいぐるみが。というわけでマシン名はchokochoko。
※基本的に、うちのマシン名は任意の2音の繰り返しで付けられることが多い。uneuneしかり、tevatevaしかり。どうしてかと訊かれると難しいんだけど(笑)
まずは、私のメインマシンであるuneuneのシリアルポートにchokochoko+クレードル(上の写真にある、台座みたいな奴ね)をつないで、ActiveSyncというソフトをインストールして各種設定。データの管理やアプリケーションのインストール等々は、基本的にパソコン=母艦から行うんだそうで。
また、母艦にバックアップをとるようにもなっていて、chokochokoのデータを飛ばしたら、いつでも母艦からバックアップを復帰できるようになっています(ただしまめにバックアップしてれば、ね(笑))。
ここらへん、基本的に単独で何でもやるようになっているZAURUSと根本的に違うところ。
とりあえず、クレードルにchokochokoをセットすると、ActiveSyncが勝手に起動して、母艦と同期をとるようになりました。まあ同期って普通、メールやスケジュールのデータが母艦と端末の間でずれないようにやるものですから、私みたいにMP3プレイヤーとして使うだけだとあまり意味はないのですが。
モバイルオーディオプレイヤー
初期状態では、E-500にMP3再生ソフトはインストールされていません。というわけでソフトを探さねば。
PsPC用のMP3プレイヤーはいくつかあるんですが、私はCASIO提供の「モバイルオーディオプレイヤー」をインストールしました。唯一無料だし(爆)、ハードの開発元が提供しているから、まあ変なトラブルはないかな、と思って。
※他に、「xAudio」「Hum」などの再生ソフトがあります。こっちはもう少し機能が充実しているみたい。いずれもシェアウェアです。
■音質
試しに1曲聴いてみる。おお、いい感じじゃん。高音域の抜けが悪いとか、低音が弱いとか、分かる人が聴けば分かるらしいですが、私はきっと、元のCDと聴き比べても分かりません(爆) 外で聴くんだしね。というわけで、音質はOK。
※本などで読みかじったところによると、MP3化でパーカッションの音が一番影響を受けるらしいです。生楽器を多用している曲だと、やっぱりMP3にしたのとしないのとで違うんでしょうね。
■操作性
これははっきり言って、最低限の機能しかついていないと思っていいでしょう。再生、リピート再生(フォルダ内全曲)、一時停止、スキップ、あと音量調節。最低限というか、必要不可欠ですね(笑) MP3再生ソフトに大抵ついているであろう、リスト順再生等はなし。ファイル名の順番に再生していくだけです。
個人的に気になったのが、曲のスキップの仕方。例えばCDやMDで、3トラック目の曲を再生中に「戻す」方にスキップすると、普通は3トラック目の先頭に戻りますよね。それがなぜか、モバイルオーディオプレイヤーでは2トラック目の先頭まで行ってしまう。この動きは謎です。慣れないと、今聴いている曲をもう一回、と思いながらその1曲前まで戻されることしばしば(笑)
※プログラム的には、「送る」=現在のトラックNo+1を再生する、なんだから、反対の「戻す」=現在のトラックNo−1を再生する になればつじつまが合う・・・んですが。世の中そうじゃないこともあるだろー。
■見た目
こんな感じです。(画像をクリックすると、原寸大で見られます)
うーん、まーこんなもんでしょ。モバイルオーディオプレイヤー用のskinを公開しているサイトもあるようですが、そこまではいいかなあ、と私は思ってそのまま。こだわりたい方はどうぞ>skin
※母艦とつないで、エクスプローラで中を見ると分かるけど、モバイルオーディオプレイヤーの再生画面って、再生ボタンや音量ボタンなど、パーツ毎にbmpファイルになっているみたいですね。だからこのbmpファイルを自分好みに変えたりすることもできちゃいそう。って、試して万が一動かなくなっても責任は持ちませんが。(お約束)
曲をMP3化
まーこれは、あちこちのサイトでやり方が紹介されているので省きます。私はcdexというフリーウェアを使っています。CD→MP3を一括でやってくれるので楽です。
CFへの転送
聴きたいCDを順次MP3化したら、それをCFに転送する。転送の操作自体は楽です。chokochokoと母艦を接続したら、エクスプローラの「モバイル デバイス」という項目にchokochokoの中身が表示されるので、そこへコピーすればよいだけの話。
で、この時初めて知ったんですが、PsPCの仕様で、ユーザは基本的に「My Documents」フォルダにしかデータを入れられないことになっているそうな(システムフォルダなんかをいじって壊さないように、ということらしい)。だから、CFにデータを入れたいときには、わざわざCF内に「My Documents」フォルダを作って入れなければならないという・・・「余計なお世話」仕様って奴ですな。WindowsCE自体は、ある程度Windowsのことを知っている人じゃなきゃ使えない仕様になっているくせにー(暴言)
・・・それはさておき、いよいよ転送なんですが、ファイルサイズがサイズなだけに、転送に時間がかかります。
chokochokoと母艦はシリアルケーブルでつながっているので、転送速度が最高115kbpsまで。これで、1曲分で数MBあるMP3ファイルを転送すると・・・計ったことないけど、1曲だけで数十分かかった気がします。私は最終的に、CD2枚分の曲をCFに入れたいわけですからねー(遠い目)
というわけで裏技。うちにはハンドヘルドPC(H/PC)の日立・PERSONAもあったりします。これにCFをさして、ネットワークで母艦とつないで転送する。うちのネットワークは10BASE-Tなので、MB単位の転送はやっぱりそれなりに時間はかかるんですけどね(笑) とりあえず、シリアルよりは速いはずです。CD1枚分で1時間くらいかな。夕飯前にしかけておいて、だらだら夕飯食べていると、あー転送終わってる、というくらい。
※しかしPsPCとH/PCを複数台持っているのなんてうちくらいでしょうから(爆) 転送速度をあげたい人は、CFカードリーダなんかを別途買うんでしょうね。
ヘッドフォン
で、やっと、持ち歩いて外で聴く。といっても、chokochokoは一昔前のヘッドフォンステレオぐらい大きい(&重い)ので、本体はカバンの中に入れて、そこからヘッドフォンをのばして聴くようになります。つまりMDプレイヤーのように、手元でリモコン操作ができないわけです。もうこれは、一度再生を始めたら目的地までまわしっぱなし、くらいに思うしかないですね。
せめて場所に合わせてボリュームだけでも、と思い、ボリュームコントロール付きのヘッドフォンを買いました。1000円くらい。
バッテリー
持ち歩きで気になるのがバッテリーの保ち。他の携帯端末に比べて、PsPCのバッテリーは概して保たないようです。chokochokoなんて、みょーにきれいなカラー液晶だから、ますます保たないだろうなあ。
一応、付属のバッテリーパックをフル充電して、3時間使用可とのこと。まー使い方とかいろいろ割り引いて、2時間くらいと思っておけばいいのかな。そんなわけで、もう1つバッテリーパックを買って、一緒に持ち歩いています。
ただ、今までの外出ではバッテリー切れになったことはないです。外出といっても、ほとんど都下と都内の往復ですが。「意外と保つじゃん」というのが私の感想。
※私はフリーターなので、旅行でもない限り、そんなに遠くへは行かないんですよね。サラリーマンで出張が多い人なんかは、バッテリーに苦労されているんじゃないかな。
そんな感じでMP3プレイヤーとして使い始めた私。でも目的はこれだけじゃないのだ。あの「妖しいこと」をしなくては。ふふふ。
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