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はじまりは昨年の冬。


そもそもなぜ携帯端末?

一応、

「外出先でメールの送受信が必要になった」

ってことかなあ。普段はそうでもないんですが、締め切りのある仕事を抱えると、締め切り直前に作業の変更やら訂正やらが刻一刻とメールで来たりするので、それのやりとりを外出先でもしたいなあ、と思うようになりました。

(と書いていて思ったんだけど、締め切り直前にそんなやりとりをドタバタしないようにする方が先決かも。ぐは。(死))

あと、ちょうどその頃、同居人がHITACHIのPERSONAを中古で手に入れたんですが、これが思いの外便利だったらしく、さっさとモバイル野郎になってしまいました(笑) 外出先でメールとかスケジュール管理とかいろいろやっている。それを見て、私も何となく、そーゆーのほしーなーと思ったりして。

という理由で、漠然と携帯端末がほしくなったのでした。

・・・要は何か新しいマシンがほしかったのね(爆)



機種選定

さてどれにしよう、と思ったときに、真っ先に思ったのは

「サイズはシステム手帳(バイブルサイズじゃなくて一回り小さいの)」

ということ。
「携帯」端末なんだから、大きさは重要でしょう。私の場合、仕事・私用問わず持ち歩きたいので、PERSONAサイズじゃちょっとその気になれない。せいぜいシステム手帳ぐらいでないと。となると、キーボードつきのものはほぼアウト。

他にも「PHSで通信できること」とか「パソコンでバックアップがとれるもの」といった条件もあったんですが、はっきりいって「手帳サイズ」というだけでかなり絞られてしまう。というか、これはやっぱりアレですか、目のつけどころがZAURUSですか?

(ちなみにこのとき、ZAURUS以外の候補はほとんど考えてなかった・・・というか、他に何かあったかな? いま流行りのPalmも、当時はまだ一部のマニアのものって感じだったし、ましてやCASSIOPEIAなんて、何に使うのかコンセプトがはっきりしなくて、全然思いもよらず)


そして決定打。

「手書き文字認識に感動した」

これでしょ。

自慢することではないんですが、私の字は汚い。(きっぱり)
自分で過去にメモったものが、後で自分で読めなかったりするくらい汚いんです。最近はキーボード叩いて済んじゃうことが増えたので、手書きの文字はますます読めないものになっているでしょう。

そんな私の字でさえ、ZAURUSの手書き文字認識はかなりの精度で認識したわけです。ちゃんと調べたわけじゃないんですが、漢字では体感9割くらいの認識率かな。カナや英数字だともうちょっと落ちるけど。
(でも正確な数字より、「自分がどう感じたか」ってのは大事ですよ>認識率に限らず
人は気分で動くもの)
そんなんで、手書き文字認識って結構使い物になるじゃん、とここで感動。

(同様に、日本語入力システムATOK13のフルスクリーン手書き文字入力に感動。画面いっぱいにマウスで書き殴った文字があれだけ認識できるとは・・・長生きしてみるもんだ。(おいおい))



ZAURUS購入(でも機種違うぞ)

ただこの時点では、いろいろラインナップのあるZAURUSのうちの、i'getiにしようと思っていました。モノクロ液晶でメールやスケジューラといった一通りの機能があって、実売27,800円(メモリ増やして39,800円というものもある)という安価なもの。モノクロってのがちょっとひっかかるけど、うーんいいかも。

と思いつつショップに行ったら、ZAURUS新機種、M1-C1発売。

小さい。薄い。
パワーもある。
そして何より、カラー液晶。(とどめ)

M1-C1の図

・・・買っちゃいました。実売70,000円。i'getiの倍の値段。計算外の出費の後遺症にしばらく苦しみました(苦笑)

性能は満足いくもので、すぐにPHS(PALDIO 611S・・・ケーブルなしで直接携帯端末に差し込めるアレです)も買って、幸せなモバイル生活を手に入れたのでした。それでPHSの請求金額に苦しむのもまた後の話。って今だ今。ぐは。

そんな生活に、なぜCASSIOPEIAが入り込んできたのか?



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