白い砂浜、澄んだ海――てなイメージのバリ。そのせいか、「癒し」を売りにしたものが多いような。
「アトゥ」と書かれていることもあり。元はインドネシアに自生する植物で、そのツルを手で編んで作られた入れ物は、鈍器になりそうなほど(笑)堅く丈夫。水濡れにも強く、実は水洗いできちゃうらしい。私はまだやったことないけど。
バッグの他にティッシュケースやランチョンマットなど、インテリア小物やテーブルウェアにも広く使われています。存在感があるというか、これ一つですっかりアジアの夏モード。
例えば同じ大きさのバッグでも、編み目の細かさや均質さなどで値段にかなりバラツキがあります。アタ編みグッズに力を入れているショップだと、拡大写真などでそういう点も明確にしてあるので、あれば必ずよく見るべし。あるいは、最近は普通の雑貨屋にもアタバッグが置いてあったりするので、そういうところで実物を手に取ってみるのもいいかも。
あと、普通アタは編んだ後に燻すんですが、燻す前のものも時々見かけます。普通のアタものに比べて茶色くなく、燻したもの特有の匂いがないのが特徴。あの匂いがどうも苦手、という人にはいいそうな。
アタと共に有名。イカットはいわゆる絣織り、バティックはろうけつ染めらしいです。そのまま布で売られているものから、衣類やファッション雑貨、室内装飾用に加工されているものまでいろいろあり。ハンガーに掛けて部屋に吊しておくだけで、部屋がそれっぽく……って、うちにはそんなに広い壁ないんだけど(笑)
機械織りやプリントバティックと呼ばれるものは比較的安価。人の手でつくったものはやはりそれなりのお値段らしいです。また、アンティークな手触りや風合いを楽しむ「オールドバティック」なんてのも。
[googleで「イカット」をイメージ検索]
[googleで「バティック」をイメージ検索]
動物をモチーフにした木彫りの置物は、アジア雑貨屋でなくても扱っているところは多いんじゃないだろうか。ちょこんとお座りしたネコやカエルの置物は、見たことのある人も多いと思います。その他お面の飾りや、幾何学模様を彫り込んだ家具なんかもありますね。
ホント、この手の自然素材を何でも利用しているんだろうなー。いずれも食器や家具・バッグなどに使われています。これまた南国ムード全開。
無地のシンプルな陶器。花や葉をモチーフにした形が南国リゾート〜な感じ。バリの高級ホテルでは大抵この食器が使われているそうな。
ガーネットやアメジストなどの天然石を使ったものが多いかな。カレン族のシルバーアクセサリーと比べると、よそ行き系の洒落たものが多いです。中でも「銀線細工」と言われるものは、文字通り銀の糸で編み上げたような、繊細で優美なデザイン。私みたいな大ざっぱな者がつけたらこわれそう(^^;)
ココナッツソープやアロマもの、多いなー。私はここら辺って積極的に買ったことがないので、詳しくないのですが。