タイ・ベトナム・ラオスなどにまたがる山岳地帯には、様々な民族が住んでいるそうで。店によって紹介文が「ベトナムの山岳民族」だったり「タイの山岳民族」だったりするのは別に間違いではなく、彼らが国境をまたいで暮らしているからみたいですね。最初は何でだろうと思ってたんですが。
山岳民族の織る布はアジア雑貨の定番。色使いや模様など、それぞれに特徴があって面白いです。全体的に鮮やかな色使いのものが多いかな。
ショップでよく見かけるのはターイ族・チャム族のもの。ターイ族はビビットな色使い、それに比べるとチャム族は(ものにもよるけど)単色や落ち着いた色合い、という印象です。
そのほか、カレン族・モン族・メオ族など、いったい何種類の民族が暮らしているんだろうってぐらいいろいろあります。ある店で好みの色や柄が見つからなくても、別の店で見つかることもしばしばあり。
布地そのままから、それをバッグや衣料に仕立てたものまでいろいろあります。最近は携帯電話ケースまであって、ちょっとびっくり。
値段はだいたいどの店も同じぐらいかな。まあ数百円程度のばらつきはあるようなので、数店まわってじっくり選ぶがよろし。
[googleで「ターイ族」をイメージ検索]
[googleで「チャム族」をイメージ検索]
山岳民族の一つ・カレン族のつくるシルバーアクセサリーも、これまたアジア雑貨の定番。特徴は、動植物などをモチーフにした刻印。シルバーといっても気張った感じはなく、素朴な普段使いのアクセサリーです。