ジルオール プレイ記録その2-1


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 2周目スタート。前みたいに細々とは書きません。

はじまり

 2周目は女性キャラ「キラ」。名前はその頃聴いていたCDのアーティスト名。ステータスは省略。育て方でどうにでもなるしね。「地図にもない村」からスタート。これって男性主人公にはなかった選択肢だよなあ。まあいいや。

 大陸のどこか、地図にも載っていない小さな村ミイス。……ミイス?
 森の中らしきところに主人公といるのは……ロイ。かつてセラと共に旅をし、後にアーギルシャイアに囚われてサイフォスとなる人物。主人公は彼の妹らしい。あーすごく優しいぞ兄ちゃん。前世の記憶があるだけに、この時点で何か泣ける。つーかだから女主人公限定なのか。狙いすぎ。

 てことは、この後の展開も分かってしまうわけで……ミイスは闇の神器を守る村で、その神器を狙って破壊神の円卓騎士の一人、心をなくすものアーギルシャイアがやってくる。村を焼き、両親を殺し、神器を奪って、とどめにアンティノ商会の改造モンスターを残して行った。「モンスターは任せて、お前は村の人たちを避難させろ」とロイ。その言葉に従って村人を避難させていると、そこへロイの旧友と名乗る男・セラ登場。一緒にロイの元へ戻ったが、ロイは行方不明に。あー確かに、セラが「月光が反応しない」と確かめてる。

 さて、セラを信用すべきか? 2周目だからどんな奴か分かっているけど、これが最初だったらただの怪しすぎる男だよなあ。うーむ、信用しない。するとセラは、「今は詳しくは話せない、信用ならないならそれでもいい」と。結局、ロイの行方を捜すため、行動を共にすることに。うーん、セラちょっといい奴かも。

 そんなわけで、奇しくもセラとアーギルシャイアの因縁の始まりが今回のスタートになってしまった。前世で中途半端に放置されたセラの呪いだろうか。

そんなわけで今回の方針:

最初から飛ばし気味

 何はさておきオルファウス。どっかの山道で無事とっつかまえて、転送機を使えるようにしてもらう。セラはオルファウスのことを、女性かつアーギルシャイアの仲間と勘違い。オルファウスに剣を突きつけて返り討ちに遭ったりといいとこなし。アイリーンにも好感を持たれていないようだし。

 細々とした仕事をこなしつつ、とりあえずメンツを揃える。ルルアンタ・デルガドをパーティに加え、あとはレルラ=ロントンとナッジを回収。レギュラーメンバーが前世と代わり映えしないんだけど、かといって他の2人はあんまり惹かれないしなあ。

 しかし今回のスタートは恵まれてすぎてて泣ける。何ですかこの差は。

 おかげで最初から「おいおい、あんたには荷が重すぎるんじゃねえか?」などとギルドの親父に言われるような仕事ばかり受けられたので、さっさとレベルが上がっていく。リベルダムの勧め(=ネメアとの邂逅)やオズワルド調査のフラグがもう立った模様……とりあえずどっちも放置。これらをこなしちゃうと、歴史が次のフェイズへ移っちゃうらしいので。

 ……で、スタート当初からずっと思ってたこと、言っていい?

 何ですかこの女主人公の露出の高さは(怒)

 太股が付け根からむき出しなんですよあーた。肌色のタイツってオチはないよねえまさか。そこにオーバーニーのブーツなんか履いててますますナニ。しかも、顔グラフィックは幼さの残る少女顔なのに、ボディはナイスすぎ。ポリゴンの素朴さがいかんなく発揮されて、出るとこばーん。勘弁してください(泣) はやいとこ装備を何とかしよう。

システムに関する疑問3題

 偽りの森に行く用があったので、ついでにその先のオズワルド調査も済ませてしまう。カフィンには「子猫ちゃん」と呼ばれた私。そういえばハンナにも「お姉ちゃん」と呼ばれていたような……てーことは、主人公の性別によって呼び方を替えられるようになっているんだよなあ。
 それでなぜにエンディングが男女共通なのですか。確信犯ですかやぱし。

 自分で選ぶ依頼とは別に、ギルドで「お前を見込んで頼みがある」と人捜しを頼まれることがある。これって一応、自由度の高いこのゲームでプレイヤーが何をしようか迷わなくていいように、プレイヤーのレベルに合った仕事を斡旋してくれるんだと思ってたんだけど……行くと、ボスキャラだけ異常に強かったりするんだよなー。まあエスケープで逃げてくるからいいんだけど、何だろうこれ。

 初めてアイテム探索の依頼を受ける。森の奥で落とした手紙を探してきてくれって。そして見つけたものは……「○付きのW」? にしか見えん……これ本当に探していたものなんだろうか。拾う。やっぱそうらしい。しかも、他のアイテム探索でも同じグラフィック。なんつーか、どう見ても開発中のアイコンというか、正規のグラフィックかぶせ忘れたという感じが。

その他出来事

 なくした手紙を探しに未開の森に行ったら、もうヒルダリアと会っちゃった。てっきりネメアが次元の狭間に落とされてからじゃないと会えないと思っていたら、そうじゃないのね。既に大イカ依頼もあったりして。うーん、今じゃさすがに返り討ちだろうなあ。かくして放置。

 セラがスキル「ホーリーハート」を覚えた。聖属性で攻撃できるようになったので、これで最後までパーティに入れてても問題なさそう。というか、なぜ前世でこれに気づかない>わし

 エルズに行ってみた。風の神殿へ続く道に出てくるモンスターはレベル固定っぽいな。まだ歯が立たないので早々に退却。

 のらりくらりやっているうちにLv20。実は一つの目標だった。Lv19のロイを超えること。お兄さま、妹はこんなに強くなりました。空の上から見ていてくれてますか? ←まだ死んでません
 次の目標は「ネメアと城塞都市跡を探検するまでにLv30」。そうすると勇者ネメアと対等になるのさ。あー、Lv31以上でかわいがってあげるというのもいいかもしれん。がんばろう。でもそうすると、序盤から既にキメラクラスのモンスターが跳梁跋扈する嫌な世界になるけど(雑魚敵は主人公のLvに合わせて強いのが出てくるので)。闇の勢力を退ける前に人類が滅びる気がする。

レムオンとノーブル伯

 ロストールからノーブルへ向かう途中、貴族とおぼしき男性がならず者に囲まれているところに遭遇。前世の「とりあえずイベントには何でも関わる」心が発揮されて助けてみたら、正体はエリエナイ公レムオン。王妃エリスの政敵ですな。何かすげー高飛車なんですけど。地面を蹴ってまでイベントに食いついてしまう自分がナニ。

 レムオンは自分の領地であるノーブルで、代官ボルボラの悪事を暴きに来たらしい。時折りしも、圧政に苦しむ村人が決起したところを、ボルボラがモンスターを使って返り討ちにしようとしているところ。そこいらの盗人より弱いモンスターをぶち倒し、ボルボラはレムオンが成敗して、そのままレムオンにロストールまで連行された。しかしむかつくなあこの貴族……エストがレムオンの無礼を詫びつつ、「兄の味方になってやってくれ」と言うからとりあえず黙ってるけど。

 ロストール城でエリスとレムオンの対決。エリスはレムオンを失脚させるべく、ボルボラを使ってノーブルで不祥事を起こさせようとしていたようなので、今回の件はいわば失敗。しかしそんなことで引くタマではないようで、そのボルボラからレムオンに関する手紙を受け取っていたと切り出すエリス。その内容は、レムオンの父親が外の女に子どもを産ませていたというもの。エストについては出自が確認されているので、つまりレムオンが正当なリューガ家の当主ではないのでは?と。あー、これが前世でフリント父ちゃんが持っていた密書か。

 しかしレムオンの方も、そんなことで動じるタマではないようで……おい、何で私がその隠し子にされてるんだよ。しかもボルボラの後釜にまでされてるし。エリスも何か貸しをつくりたかったらしく、それ以上追求しなかった。てーことは、わたしゃレムオンの瞼の妹ですかい……こんなんで報酬3000ギアって、わりに合わないなあ。

 そんなわけでノーブル伯になってしまった私。せっかく「駆け抜ける風」なる通り名が気に入っていたのに、宿屋に行くと「ノーブル伯をお迎えできて光栄です」。ううう。

 で、ノーブル伯といっても別に何かする必要はないらしい。レムオンは「世界を見てこい」と。ロストールで長いこと能なし王家や能なし貴族たちを見てきて、この国の行く末を案じているらしい。唯一切れ者と認めるエリスは政敵だし。うーん、実力を認め合う2人なら、ロストールのために手を組むことはできないんだろうか。

 ノーブルでも、ボルボラの後釜が私というのは知らされていないらしい。村人は、何だか知らないけど圧政がなくなったということで喜んでいる……そんなんでいいの? と不安になっていたら、ある村人が「次の代官が誰だろうと構うものか、もう泣き寝入りはしないと決めたから」と。ちょっとほっとした。こういう名もなき人のセリフも練られてるよなあ、このゲーム。

 あ、そうだ、確かノーブルの奥って代官の屋敷だったよなあ……てことは、ノーブル伯である私は入れるのか? を、通してくれた。てことは、ここで寝泊まりできたりする? ……執務室だけ。椅子に座ることすらできない。何だこりゃ。
 というわけで、自分が治めている村にも関わらず、やっぱり宿屋に泊まらなきゃならないノーブル伯。間抜けすぎる……。