とりあえず一周目終了。正味7時間ぐらいかな。オチはだいたい想像したとおりで、個人的にはうーんもう一声という感じ。そもそも、伝承関連は何が何だか分からないうちに終わったしねえ（遠い目） 一応「ライブラリ」でイベントシーンのテキストは全部読み返せるんだけど、それでもなかなか頭に入らず。NPC個々のエピソードも断片的で、要脳内補完。1から10まで明確に説明されないと我慢できないという人にはつらいかも。
なんとも表現が難しいゲーム。普通なら「ストーリーがいい」とか「バトルが面白い」とか「謎解きにハマった」とかそれなりにポイントを挙げられるんだけど、今回ばかりは面白かったポイントがとっさに出てこない。それどころか各所に目を向けると、探索や交渉はほとんど運任せ、バトルは特に目新しいシステムでもなく、交易もルートを確定してしまえばすぐ金貨MAXになってしまう。また、インターフェイスの作りが粗い。セーブデータのタイトル、「オアシス1」だけじゃどこの何だか分からないって（苦笑） せめてプレイ時間ぐらい併記できなかったのかなあ。
あ、アイテムのはっちゃけ方はよかったな。ブタがキノコとってきたり、イモムシが野菜を食い逃げしたり（笑） 生き物がいるーという感じがした。ような気がする。捕獲したモンスターも、人間同様スキルを身につけて武器製造したりしてはっちゃけてるし。おたまちゃーん（涙） 他のパーティと交渉だけじゃなくて、戦ってアイテム奪えるのもよし（笑） 細かい部分が散発的にヒット。
それから音楽やイベントシーンの画像。各地に散らばる遺跡や伝承。それらが織りなす雰囲気が何かいいんだよね。上のアイテムやスキルシステムも相まって、生き物もまばらな荒野を、ちっぽけな人間たちが苦労しながら旅している感触がある。こういう、世界をちゃんとつくっているゲームは個人的に評価高い。
決して完成度の高いゲームではなく、人にお勧めすることもなかなかできない（苦笑）けれど、コントローラを握っているうちにあの雰囲気にとっぷり浸っている。ほけー。攻略とか設定を完璧理解とかしようとせず、脳内補完しつつ雰囲気を楽しめると吉かも。
ちなみに、やり込み要素としては、アイテム（コレクション）やモンスターのコンプリートかな。あと、無駄に敵のレベルを高くして修羅の道を行くこともできるらしい（笑）
さて二周目いくかな。めざせ伝説のおたま使い。