くまうた プレイ記録・2年目


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1年目に戻ってみる

 ランク入りを果たせないまま2年目突入。ちょっとテーマを絞って修行させてみるか。

2年目春

 ファンレターが来た。相当想われているっぽい相手はウサギ……ちょっと待てクマにとってはエサだよあんた。と止める間もなく、会いに行ってしまうクマ男。そして、「孤独」というテーマを持って帰ってきた。食欲と愛情の両立はできたのか、ちょっと訊けなかった。

■演歌を作ろう

【状態】演歌度高く機嫌よい
【テーマ】四畳半

 よほど機嫌がいいのか、クマ男の方から「ぜひ曲を作りましょう」と持ちかけてきた。何事。おかげで言葉を教える暇がなかったじゃないか。

「夢と仕送りや日々」
黒いちゃぶ台を 仕送りなのね
家賃滞納 手が届く
カビ臭そうな 茶碗とお箸
引っ越しました 心をこめて
ああいう雑魚寝は ゴキブリさえも

 今さら気づいたけど、歌詞を直した時のクマ男の反応って、出来不出来を表しているもんなのかしら。「さすが師匠!」というときと、「そうきますか……師匠の心が分からない……」というときでは、やっぱ前者の方が世間の評価も高いのだろうか。単にクマ男の好みの反映だけという可能性も捨てきれず。

 ステージ。衣装は元に戻ってるな。うーん文字が飛ばない。やっぱイマイチなのかなあ。

■結果

【売上】4万枚
【ランク】13位

 あら、意外と手堅く売れた。でもいまいちなクマ男。

2年目夏

 「飲みに行く」とか言って、突然クマ男が出ていった。と思ったら帰ってきて……演歌度最低ご機嫌斜め。何があったんだ。
 その後、しばらく放置しておいたら、一人で歌の練習をしたり何だりでご機嫌戻っていた。何だかなあ。

 ズズキからメール。演歌新人賞を獲れと。つーか、未だにベスト10入りしたことないのに、新人の中で一歩リードしてるってどういうことですか。

■アドバイス

 「四畳半」と「クリスマス」に関する質問が多い。四畳半はさっきそれで曲を作ったからかなって気はするけど、クリスマスは……冬はそれで行けってことですか。

■言葉を教える

 正月なので何となく&お約束。

■演歌を作ろう

【状態】演歌度高く機嫌よい
【テーマ】四畳半

 しつこく四畳半。これがいちばん作りやすそうなんだもん。小市民な師匠ですまん。そろそろ結果も出したいので、歌詞を細々修正し、曲調をこちらで「ノスタルジック」と指定する。
 ……ふと思ったんだけど、歌詞って韻を踏んだりした方がやっぱいいのかな。

「カビる」
もしボロ畳が ゴミだとしたら
特殊な兄弟 裸電球
小さな石鹸 仕送りまでも
薄い布団が 友達さ
隣の夫婦は 出ていきたがる
キノコが生えたら ゴミがたまった

 ステージ、学ラン姿で2番まで歌ってますがな。賞獲りがかかっている時ってそうなのかな。をを画面にいろんな文字が飛んでいくぞ。これは期待してよかですか。

■結果

【売上】6万2千枚
【ランク】11位

 うーん惜しい惜しすぎる。そんな暗くなるなよクマ男。

2年目秋

 なかなかうだつの上がらないクマ男。また勝手に出ていったと思ったら、街頭ライブでリフレッシュしてきたそうな。

 ところで、「くまうたTV」見てたら、部屋で作る歌より出来がいいような気がするのは気のせい?

■言葉を教える

 アルファベット使えないので、この手の略称はかなり間抜け。

■演歌を作ろう

【状態】演歌度高く機嫌よい
【テーマ】四畳半

 三度目の正直四畳半。しかし相変わらず大量に修正しないといかんのは、四畳半って難しいテーマなのか?

「一緒にボロ畳」
狭いながらも 狭すぎる
ごろ寝の真横の 想いはボロい
ボロ畳でも 埃が積もる
座布団一枚 家賃は安い
煎餅布団は 畳臭いか

 ステージ、また学ラン姿で2番まで。賞獲りとは関係ないのかしら。うーん、文字飛ばないねえ。ダメかなあ。

■結果

【売上】8万1千枚
【ランク】11位

 もう少しなのになあ……やはり四畳半は難しいのか。クマは四畳半暮らしなんかしないだろうしなあ。

2年目の冬

 部屋で少し放っておいたら、やたらあちこちに電話してるクマ男。相手は誰なんだろう。

■言葉を教える

 思いつくまま自由連想法。フロイト先生なら何と言うだろうか。

■アドバイス

 四畳半とクリスマスに関して。てーことはやはりアレですか。

■演歌を作ろう

【状態】演歌度高く機嫌よい
【テーマ】クリスマス

 冬といえばやはりこれ。あざといと言われてもいい。売れたいんだもん。演歌だけどクリスマス。ををシュールレアリズム演歌。

「クリスマスなのかしら」
スーパーハカーも 恋愛してと
眠い年末は デコレーションに
君に会いたくて 鶏肉買って
星がキラキラ イブの夜こそ
誓った雪が サンタさん

 作りやすいのか、修正ほとんどなし。そして演出も派手だなあ。都会の夜景に花火がどっかんどっかん。これは。

■結果

【売上】9万5千枚
【ランク】9位

 はじめてクマ男にスポットライトが。まさに一筋の光。

 そして来ました演歌新人賞。やっぱ、自分の実力で勝ち取った賞というのはいいね。肩書きもいつの間にか、「付き人兼演歌歌手」から「かけだしの新人演歌歌手」になってるし。しかしどことなく抜けているのはそのまんまのクマ男。この先大物になっても、そういう持ち味はなくさないようにな。

 そんなこんなでメールがちょこちょこと。「予想屋」なる人物は、当たりそうな演歌のテーマをメールで教えてくれるそうな。そしてタイガー速水。同じ演歌を歌う動物ということで、クマ男にライバル視されるのは迷惑らしい。いいよこっちもライバルはでっかく北川センセあたりで。