顔を布で覆った怪しげな大人に、霧につつまれた古城に連れて来られるところから話は始まる。マニュアルによると、こいつら神官らしい。で、角の生えた自分は、生け贄らしい。どうして角が生えていると生け贄なのか、そもそも誰への生け贄なのか、そこらへんはさっぱり。
で、城の中で、手錠をかけられたまま、カプセルのような入れ物に閉じこめられる。「恨むなよ、村のためだ」……当然お前ら全員うーらーむーぞー（恨）
しばらくしたら、地震のような揺れ。その衝撃でカプセルがごろんと台座から外れてふたが開き、そこから投げ出され……うわーこっち来るなカプセル！ どうやら下敷きはまぬがれたらしい。やれやれ。
夢を見たらしい。高い塔の天井からぶら下がったかごに、人影が見える。それを見ていた自分に黒い影が迫ってきて――目が覚めた。
とりあえず部屋を一周。これ見よがしに宝箱が落ちてたりはしないのだな。○ボタンでカプセルやその他怪しげな所を調べてみても、何にも出てこないし。
でもこれ見よがしに鎖はぶら下がっている。ジャンプして登って……あそこの窓に飛び移れそう。ていっ。あ、方向逆だ。ぐへ。でもこの高さから落ちてもおっけーなのか。今度はちゃんと、飛び移りたい方向に背中を向けて……成功。窓から隣の部屋に行かれた。
と思ったら早速落ちた。そーか、柵のないところはそっちの方に方向キー入れると落ちるのか。RPGの癖を直さなければ。
夢からすると、たぶん上に登っていかないといかんのだろうな。梯子を登って、螺旋階段を上へ上へ。をを、かご発見。誰かいるようなので、スイッチを探してかごを下ろす。さらにかごの上に飛び乗ってたたき落とし、こじ開ける。中から出てきたのは……多分女の子だと思うんだけど、いかんせん輪郭がぼうっとしていて……これって幽霊では？ 何か言ってるけど、言葉通じないみたいだしなあ。
その時、夢に出た例の影が襲ってきた。これ見よがしに落ちていた棒きれを拾って振り回したら、黒い影にのみヒットするので、結果的に影を退治。
うーんしかし、この後どうしようかねえ……うろうろしていたら、壁に怪しげな彫り物。その前に女の子が立つと、彫り物が退いて隣の部屋に行かれるようになった。
こいつ、使える。
というわけで、連れて行くことにする。
試しに、白い女の子と手をつないでみる。コントローラが軽く震える。そのまま移動。何だかいやがる女の子を無理矢理引っ張ってかけずり回っている図。つーか誘拐？ 切なさ半減。
あ、言い忘れたけど、ここまで全然、BGMは流れていません。SEのみ。あれだけグラフィックにいろんなものが描き込められているから、まあそうだろうなとは思ったけど。でもテーマ曲だけは、オープニングムービーでいつでも聴けるようになってたらなあ……（涙） ←しつこい
なので、外に出れば風の音が聞こえ、走ると息づかいが聞こえてくる。まだ若いのにもう息切れしてるんかい。閑話休題。
扉を開けるといきなり外に出る。そこから細い橋が、まっすぐ霧の向こうにのびている。渡ると真ん中辺で……うーん様式美だね。案の定崩れた。これで後戻りはできない。しかしこれ、女の子を橋の手前で立たせておいて、一人だけ渡ったらどうなってたんだろうとかふと思ったり。
崩れた橋の向こうにまた扉。入ると、黒い影が湧いて襲ってきた。売られたケンカは買う。棒きれを振り回すたびに鈍い感触。何とか消す。改めて部屋を見渡すと、これ見よがしにでかい箱が置いてあるので、○ボタンで動かしてみる。下からスイッチが出てきて、階段が出てきた。昇る。
別の部屋に入る……が、その先の扉が開かないぞー。柵の切れ目から下に下りられるんだけど……うーん、女の子、この段差を飛び降りることはできんのか。つーことは、何とか扉を開けないと。あ、あそこにスイッチだ。がっちゃん。扉が開いた。うあ、また影だ。駆け寄ってタコ殴り。
……思うんだけどさ、白い女の子より黒い影の方が、存在を感じられるのはなぜだろう。女の子と手をつないでいるときも、コントローラが振動して「手をつないでるんだぞ」って演出があるんだけど、それでも「本当に生きてるんだろうか」という疑問が拭えない。影の方が、なんつーか、人間ではないけど、同じ地面に立っているような気がして。
とりあえず、セーブポイントがあったのでここで中断。
さーて、ここから次のところへ行くには……あれ、どこに行くんだろう。もしかして手前の道で何か忘れたかな。ちょっと戻ってみるか。あ、女の子は置いていく。何か分かったら戻ってきて呼ぼう。
うーん、怪しい所って、強いて言えばこの扉の先の、途中で切れた橋なんだけどなあ……これといってスイッチみたいなものもないし……
ひっ
て声がした。いやーなSEも聞こえる。やっぱこれってアレですかい？ 戻ってみると、女の子が黒い影に吸われていくところでした。暗転。そうか、同じフロアにいる分には黒い影が再度出てくることはないけど、長時間離れたところにいるとダメなのか。一つ賢くなりました。CONTINUE? はい。
やりなおし。とりあえず、戻っても何もなさそうだ。ということはこのフロアにまだ探し足りないところが……R3スティックで見渡す。これ、3D酔いする人にはつらいかもなー。ぐりぐり。あ、さっきのスイッチの脇に思いっきり出口が開いてるじゃん。注意力なさすぎ＞わし
さっきのスイッチの所に行くには、鎖をよじ登ればいいんだよな。来い来い。え、鎖も登れないの？ もー。んじゃ、一人で鎖を登って、段差の上から手を伸ばしてみる。これもだめ？ 言葉通じないはずなのに、今はっきり「いや」って言ったなお前。ゲームオーバーにさえならなきゃここに放置し（以下略）
気を取り直して見渡してみると、スイッチのそばにでっかい箱がある。これを落として踏み台にすると、もしかして彼女が登ってこられるのか？ 結構高い段差だけどなあ……まあいいや、落として、箱の上方から再度女の子を呼んでみる。女の子が箱に登ると、伸ばした手が届いた。意外とでかいのね彼女。
出口をくぐるとすごい風。城の外壁だ。柵がないからこわいなあ。慎重に手をつないで、階段を上がってみる。屋上でまーたーでーたーなー。今度の影はでかい。しかも飛ぶなんてひきょーだー（涙） あっという間に女の子を連れ去られてゲームオーバー。CONTINUE? いいえ。対策を練ってきます。
前回のセーブポイントからやり直し。城の外壁に出て、階段昇って……ううう来るぞ来るぞ影が来るぞ。分かっているだけにイヤンな感じ。ほら来た。
基本は「女の子の手を離さない」と見た。ちょっと離れている隙に、手すきになった影が女の子をさらってっちゃうので。棒を振り回しながら何とか突破。殲滅できなかったのが残念だけど。
突破した先の梯子を下りると、トロッコ発見。乗っかってごろごろとどこかへ運ばれる。終点にセーブポイント。セーブしてから先に行くと……おいおい、途中で道が抉れていて通れねえよ。落ちた。CONTINUE? はい。