ネットで探すアジア雑貨 1.探し方あれこれ


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 アジア雑貨、なかなかよさそうだな、買ってみたいなー……と初めて興味を持たれた方に、ネットでアジア雑貨を探したり商品を選んだりする際のポイントを挙げてみました。完全に個人的な経験に基づいてますので、偏りや抜けも多いと思います。「こんなことも気をつけた方がいいんじゃない?」ということがあったら教えてくださいまし。

まずは多くの店を見て回る

 のっけからアジア雑貨に限らない話なのですが(汗)
 まずは目を肥やしましょう。複数の店を見ていけば、アジア雑貨の中で定番物、珍しい物、相場等が見えてきます。数十店も眺めていれば、すっかりアジア雑貨通……かどうかは分かりませんが、「あー、あそこですぐ買っちゃわなきゃよかった」と後悔することはなくなるかと。
 私が店を探すのに使っているのはこんなところ。

■ウェブリング

 多くのアジア雑貨店は、どっかしらのアジア・雑貨関係ウェブリングに登録していて、バナーをトップページに貼っています。「リスト表示」で探してみるべし。個人的に「次へ」「前へ」「ランダム」あたりはあんまり役に立ちません。必ずしも自分の思ったとおりの店が登録されているとは限らないので。
私がよく見ているウェブリングは次の通り。他にもいっぱいあります。

■アジア関連情報サイト

 アジア関連の総合サイトと呼ぶべきところがいくつかあるんですが、その中でアジア雑貨店のリンク集をおいているところがあります。代表例でこんなところ。

■店のリンク集

 気に入ったアジア雑貨店があったら、そこのリンク集を覗いてみる。好みの店の店長の眼鏡にかなった店が多くリンクされている=自分の好みの店が多くリンクされている、ということになるので探しやすいかも。まあ、中には自動登録式リンクになっているところもあるので、必ずしもそうではないかもしれませんが。

■雑誌

 最近のアジアブームで、雑誌でもアジア雑貨の特集が組まれることが増えたような。雑貨と共に、それを提供した店の情報も掲載されていると思います。それを手がかりに店を探していく手もあり。まあ雑誌なので、一部ドリーム膨らませ気味なところもあるようですが(苦笑)

注文前のチェックポイント

 店を見てまわるうちに、気になるものがあちこちに。ああっ「一点物」とか書いてあるし……しかしあせらず、こんなところをチェックするべし。

■シルク素材の色味に注意

 定番のタイシルクやベトナムシルク、光沢のあるものって撮影が難しいみたいです。光の当たり具合等ですぐ色が変わってしまう。そんなわけで、写真と実物で何となく色味が違う、ってことがたまにあるので要注意。ものによっては、光の当たり具合で赤だったり緑だったり、とまるっきり補色に変化するものもあります。玉虫色というんでしょうか。
 ちゃんとしたショップなら、複数の写真を撮るなどして、「光が当たるとこんな色に変わります」「この写真は柄がはっきり分かるように明るくして撮影しています」など、細かく説明しているはずです。そうじゃなかったら、事前に問い合わせるべき。
 また、ショップによっては、「色見本」のページを作って、なるべく実物の色をそのまま伝えるようにしているところもあるようです。もしあれば、そっちも要チェック。

■バリエーションをチェック

 一点物の多いアジア雑貨。例えば、色が赤・青・黄色の3色、サイズがS〜Lの3サイズある商品でも、3色×3サイズとは限らない。むしろ、赤はSとMのみ、青はSとLのみ……なんてことの方が多いかも。自分の希望する色やサイズがちゃんとあるかどうかは要チェック。(自戒を込めて(爆))

 アジア雑貨に限った話ではないんですが、バリエーションと一緒に商品のサイズもしっかり確認しましょう。写真や「○センチ」といった数字だけで判断すると、どうも実物より大きい印象を持つ傾向があるようで、いざ実物が届いたときに「あれ、こんなに小さいの?」てことになるようです。面倒でも巻き尺や定規で身近なものを計ってみて、サイズを実感もって把握すべし。

■表と裏の違いに注意

 これはホントに個人的な注意点かもしれない……ベトナムの刺繍ものやビーズもの、きれいなんだけど片面にしかそれが施されていないことが多いです。カバンとか服とか。なので、ぱっと表の写真だけ見て、両面ともそうなんだと思いこんで注文すると泣きます。普通はそこら辺もちゃんと商品説明で書かれていますが、なかったら要問い合わせ。

■店の所在地(発送元)を確認

 これはネットショップならではの話かもしれない……日本語で書いてあるサイトだからって、日本にある店とは限らない。アジア雑貨店の中には、店長がタイやベトナム在住で、そこから商品を発送しているところもあります。そのぶん送料や届くまでの日数が日本国内よりかかるので、事前に確認。まれに関税がかかる場合もあるようです。

■訪問販売法の表記を確認

 アジア雑貨に限った話ではないですね。訪問販売法で定められた通りの表示がちゃんとされているかどうか、注文前に必ずチェック。

 私の経験ですが、住所が「○○市○○町」までしか書いていないネットショップを見たことがあります。掲示板のにぎわい方など見ると、詐欺目的ではなさそう。個人の趣味が高じて販売も始めたけど、別に本業ではないし、自宅の住所をネットに載せるのもこわいし……てなところでしょうか。気持ちは分からなくもないけど、疑問に思いました。知らない人と金銭のやりとりをするということ、トラブったときの対応、そこらへんの覚悟はできているんだろうか。住所を出したくないなら、ネットオークションを利用すべきじゃないか。そんなことを思い、ほしいものはあったんだけどやめときました。以上余談。

■なかったらダメもとでリクエスト

 これまた一点物の特性と関係しますが、「あ、いいなー」と思ったものが売り切れってことも多いアジア雑貨(涙) そしたらダメ元で一度、再入荷できないかどうかショップに問い合わせてみるといいと思います。必ずではないですが、前向きに対処してくれるところが多いです。次の買い付けで探してくれたり、同じ物でなくても近い物を仕入れてくれたり……あ、でも必ずではないので、あまり過大な期待は抱かずに。どこかの問屋や流通ルートから定期的に仕入れているわけではなく、店長やバイヤーがたまたま旅先で見つけて仕入れたりするものも多いので。

 こんなところかなー。何か気がついたら、こっそり書き足されているかもしれません。

 買う物が決まったら、次は注文。次の項では、オンラインショップの注文方法について、ちょこっとだけくわしく書いてみる予定。