オンラインショップにハマる理由


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 最近立て続けに、アジア雑貨のオンラインショップで買い物をしてしまいました。つなぎっぱなし環境+家でパソコンに向かう時間が長い(+意志が弱い)=気がつくと趣味のサイトをふらふら彷徨う(爆)というわけなんですが、まさかこんなに短期間にハマるとは。
 以下、思い当たる節をつらつらと書いてみます。

思いあたる節1:商品をゆっくり見られる

 ……こんなの私だけなんでしょうねえきっと。
 アジア系雑貨店って、小規模のところが多いじゃないですか。だからすぐ店員さんに声を掛けられる。それが落ち着かなくてゆっくり見られないんですよ。店員さんも親切でそうしているのは分かるし、やりとりの中で商品知識が増えたりするだろうし、店員さんという同好の志との雑貨話も楽しいだろうし……と普通はなるんでしょうけど。すいません社会性なくて(自爆)

 また、小規模のお店=商品が所狭しと並んでいると、中には手にとって見づらいものもあるんですよね。布ものが山と積まれていると、下の方はつい遠慮しちゃうとか。遠慮する方が悪いんですが(客の権利なんだから、店員さんに言って出してもらえばいいだけの話)。

 それが、オンラインショップだと、商品単体の写真が並んでいる。大抵は全体写真と細部拡大写真(柄とか)、それと文字情報(商品説明)があれば、大体どんなものなのか把握できますし。

 そんなわけで、気兼ねなくゆっくり商品が見られるオンラインショップ、私にとても向いているようです。私の場合、さらにネットつなぎっぱなし環境だから電話代気にしなくていいし。

思いあたる節2:商品についての周辺知識が得やすい

 これはお店によるんでしょうけど。
 その商品がどこ製でどんな素材で作られていてどんな由来があって……といった情報、実店舗は店員さんに訊かない限り分からないことが多いんじゃないかと思います。
 それが、オンラインショップだと商品説明の一部として大抵書いてある。それを読んでいるだけでも楽しいですね。

 恥ずかしながら、私はオンラインショップを利用するまで、アジア雑貨=いんどものとひとくくりに呼んでいました。それが、どうも私の好みのアジアンテイスト服はタイやネパールのものらしい、ということに最近気づいたり。アジア雑貨でよく見るこの模様は○○民族がつくってるのかあ、などと、ちょっと知ったかぶりな気分にもなれます(笑)

思いあたる節3:商品がその店だけ、場合によっては少数しかない

 これはアジア雑貨の大きな特徴だと思います。店のスタッフが現地に直接赴いて仕入れてくることが多いアジア雑貨店では、同じ商品がまず他の店で見つからない(全くないわけじゃないけど)。つまり、欲しいとなったらその店で買うしかないわけです。
 さらにオンラインショップでは、その商品がごく少数しか仕入れられていないことも多いです。(おそらくメールや掲示板で客のレスポンスをすぐに得られるオンラインショップでは、まず少数仕入れてみて、その後の反応で再入荷するかどうかを判断しているんではないかと) 入荷のお知らせから1日と経たずに売り切れてしまう現場を何度か見ている私としては(笑)、つい「ここで逢ったが百年目一期一会」などと思って手が伸びてしまうわけです。

思いあたる節4:安い

 うーん身もフタもない(苦笑) これは実店舗だろうがオンラインだろうが関係なく、アジア雑貨、何といっても安いんですよ。衣料品、トップスやボトムスで5000円を超えるものってめずらしいんじゃないかな。他の雑貨も、数百円からあれこれあって、つい手が出てしまう。気になる送料も、軽い物や小さい物なら定形外郵便やメール便で安く済ませてくれるショップもあるし。
 そして気が付くと、一人暮らしにテーブルウェアが数人分揃っちゃったりするんですが(笑)

と、いいとこを並べてみましたが……気になるところもないわけではない。

残念1:現物に触れられないがゆえのジレンマ

 これは、通信販売全てに共通の宿命ですが……アジアものにしぼると。
アジア系の服の多くは、幸いにもフリーサイズのものが多いです。ボトムスもウェストで縛って調節するものが多いので、試着しなくても大体のサイズを把握していれば失敗しません。

 しかし、体にぴったりフィットな衣類、例えばチャイナドレスは試着しないとこわくて買えないでしょうね。「サイズ違いは自力で調節する!」ってぐらいの裁縫の達人ならいいかもしれませんが(笑)

 あと靴。商品説明に「23.0〜23.5cm」と足のサイズが書いてあっても、足の幅や甲の高さ、ヒールの高さや底の厚み……等々で履き心地が変わってくるのは、誰しも経験があるかと思います。これもやっぱり、実際履いて歩いてみないことには分からない。合わない靴を履くほどつらいこともないからな(涙)
 サンダルやミュールが時々オンラインショップで売られていますが、かわいくても涙を呑んであきらめる……クーリングオフ制度で返品可とはいえ、やっぱりねえ。手間的にも心理的にも、返品というのはできる限り避けたいわけで。

残念2:「売り切れ」のジレンマ

 実店舗なら、売り切れ商品というのは客の目に触れることはないんですが、オンラインショップでは「売り切れ」と表示された商品データがそのまま残っていることがしばしばあります。これが……ううう。「売り切れ」のものがたまたま好みだったりすると、ちょっと未練が。

 「売り切れの商品についても、もしご希望があればリクエストください」と書いてあるショップもありますから、それに希望をつなぐが吉。一点物が多いこの世界、必ずしも同じものが再入荷できるとは限らないでしょうけど、それなそれで、「一期一会」ときっぱり思いましょう。出会いはどこにでもあるさ。

 ……というわけで、今後オンラインショップのリンクが増えそうです(笑)