アジア雑貨ブームの震源地。旅行シーズンには、特集雑誌を握りしめた若い日本人女性があふれるとか。というか私も行きたいぞ。
フランスの植民地だったという歴史から、アジアとヨーロッパの文化が絶妙に混じり合い、ファッションや食文化などは独特のセンスを生み出している……そうな。←最後は完全受け売り
ベトナムファッションに欠かせないシルク。衣料品やバッグなど、いろいろな所に使われています。シルクというと「高級品」「ハレの日のもの」「値段が高い」というイメージがありますが、ここではそんなこともなかったりして。
一口にシルクといっても、製法によっていくつか種類があるようです。
一般的に「シルク」といって思い浮かぶのはこれでしょう。これはやはり高級品によく使われているような。
普通のシルクより厚めで張りが出るように織ったシルク。縦横の糸の色を変えることで、角度によって違う色に見える「玉虫色」を出しているものもあり。
普通のシルクは、蚕の繭から糸を取った後に「精錬」ということをするのに対し、精錬する前の生糸で織ったものがロウシルク。普通のシルクに比べてやや厚手、綿のような素朴さも持ち合わせているせいか、ブラウスなどの普段着によく使われています。
衣類やファッション雑貨に多く見られる刺繍やビーズ飾りは、ベトナムファッションの華。これ、ほとんど手作業なんだよねえ……日本で同じことしたら、値段が一桁ちがうんじゃないだろうか、などとつい考えてしまう。
衣類やバッグの場合、刺繍が前身ごろ(片面)にしかないことが多いので、買い物の差違には要チェック。これ、何でだろうなあ……個人的には、少し高くなってもいいから全体につけてほしいんだけど。
あとビーズ飾りは、ラメのような感じで全体にちょこちょこつけてあるような飾りの場合、結構あっけなく落ちていく(笑)場合もあるので、気になる場合はそこら辺も事前にチェックしておいた方がいいような。
[googleで「ベトナム 刺繍」をイメージ検索]
[googleで「ベトナム ビーズ」をイメージ検索]
椰子の実雑貨・Ipa-Nima・SONG・SxS……等々、あたりが有名なのかな。手刺繍やパッチワークをふんだんに使ったものや、アオザイや民族織を西洋ファッションに取り入れたものなどいろいろ。これらのブランド専門のネットショップもあるぐらいだから、やっぱ人気があるのかな。いや、私はブランドって今ひとつぴんとこないもので。
日本でも、パーティその他の晴れ着として着る人が増えてきているとか。体にフィットしてこその衣装なので、やはりオーダーメイドがお勧めらしい。既製品ならできれば試着してから。ってわたしゃ持ってないんだけど。
アオザイ風のブラウスも多いですね。ジーンズに合わせられるようなカジュアルなものもあるので、雰囲気だけちょっと楽しみたい人にはこっちかな。
白地に赤や緑の絵付けが特徴的な陶器。花柄やトンボ柄が多いかな。この絵柄、アタリもつけずにさらさらと絵付けしてしまうそうですごい。安価だし、素朴で普段使いによさげ。