住宅街を歩く営業マンとおぼしき男性。そこにムームーセイジンが通りかかり――「100円よこせ！」せ、せこい。
今日も今日とて喫茶HAPPY。ムームーセイジンの連続カツアゲ事件を報じるニュースに、一同ショック。「ムームーセイジンの潔白を証明してみせる！」といつになく真剣な主人公。まー自分の潔白だからな。
イベント発生まで4分か。事件は住宅街で多発しているという話なので、イベントはそこだな。とりあえずそれまでにいろいろ寄り道。
タモン博士ー必殺技くれー。今日はばっちり必殺技チップをゲット。
【help!】友達を捕まえてくれと泣く少年。3話越しで泣いてるのですかもしかして。でも失敗。しくしく。
交番のおまわりが「実は今事件を起こしているムームーセイジンはニセモノ、もう3人捕まっている」と気になる話。なんだそりゃ。というか、なんでそれを報じないマスコミ。
ムームーセイジンの悪行があちこちで。その中で、広場で遊んでいた子どもの言動が気になる。「ゲームをやって以来、悪者になりきっている」とか何とか。うーむ。
【イベント】ニセムームーセイジン登場。お札じゃなくて100円玉がほしいそうです。自分で両替するほどの頭は持ち合わせていないようです。しょーがないので変身してぶっ飛ばしにいくも、バトルに突入するまえにあっさりケリがつく。ニセモノ弱すぎ。 そこへ新田刑事登場。またか、みたいな感じでノビているニセモノをかつぎあげる。交番のおまわりが言ってたことは本当みたい。「なぜこんなセコいことするかねえ……」それは私が言いたい。きょうび小学生でも100円なんかほしがりません。
常連客のおじさんはゲーマーで、部屋いっぱいのゲームを処分するよう奥さんに迫られているらしい。おいおい。
住宅街の子どもが「ゲームをやって以来」云々と言っていたので、ゲームセンターかゲームショップかな、と思って。すると、アーケードゲームの新作に何かあるらしいような話がちらほら。さらにゲームセンター隣の八百春のオヤジ、「ここだけの話、こないだゲネスの怪人がゲームセンターに入っていくとこ見たんだよ……」だからそーゆーことははやいとこ警察に届けてください。
【イベント】ゲームセンター・Blue Skyの開店と共に、吸い込まれるように入っていきゲームする客。あ、ニセモノがゲームやってる。プレイしているのは、ムームーセイジンが誰彼構わずぶん殴って金を奪っていくアクションゲーム。どうやらニセモノはそれになりきっている模様。しかしニセモノ、なりきるのはいいがそのコスチュームはどこで買ったんだ。
そこに、「新しい基盤を持ってきたぞ」とゲーム怪人登場。「基盤」ってなんでここだけ妙にリアルなんですか。どうも件のムームーセイジンが暴れているゲームには、プレイヤーをそれになりきらせてしまう力があるらしい。そうするとムームーセイジンの評判がた落ち、小銭も集まると。100円てのはそーゆーことですか。つーわけで再び変身。
【バトル】下っ端戦＋ゲーム怪人戦。今日こそピンチに陥って必殺技を……でもさあ、まだCM前だよね。普通、必殺技ってのはクライマックスで出るもんであって、こんなCM前からサービスしちゃいかんよね。思い直して通常技で勝利。 しかし怪人は、「おれのバックアップがいる限り、そいつらは元に戻らん」と言い残して爆発。「バックアップ」って、なんでここだけ妙にリアルなんですか。さておき。
喫茶HAPPY。なぜか小夜子抜きのメンツ。やよいの発言から、ムームーセイジンの正体がやよいにもばれていることが、マスターおよびアジャラに知れてしまう。ああややこしい。怒りに肩を震わせるアジャラ。と、そこに、ゲーム『ゲネティック』発売のニュース。えーと、ゲーセンにあったあのゲームが、コンシューマ向けに発売されるわけですな。アーケードからコンシューマって流れも妙にリアル。それはさておき。これが例の「バックアップ」？ やよいはゲーム会社を調べに、そして主人公はゲームの購入をやめさせるために喫茶HAPPYを出る。
■----【CM】今話題のゲーム、ゲネティック発売。----■
ゲームショップ・アルマジロハウスに入ると、行列だよ今どき。
【イベント】ゲームがこれ以上広まらないように、主人公が取った手は…… 「みんな、そのゲームを買っちゃダメだ！」 人それを営業妨害といいます。案の定相手にされず、みんなゲーム買って帰っちゃった。無力感に襲われる主人公。そこに「あんな奴らを命をかけて守る意味がどこにある」とささやきかける謎の紳士。誰ですかあんた。あ、行っちゃった。
【help!】親とはぐれた子ども。親の所へ連れて行く。視聴率アップ。
で、わしゃどこへ行けばいいんでしょう。おい通行人。「結城やよいがすごい勢いでここを通り過ぎていった」なんだそりゃ。あ、そういえば、しばらくしたら喫茶HAPPYでまた合流しようって、CM前にやよいが言ってたっけ。んじゃそれまでぶらぶら。
大した情報は得られず。 【help!】「ゲネス対策本部の人間がゲネスと内通しているらしいけどどうしたらいい？」（3択）ってねえ……とりあえず、もう少し確実な情報をつかむまで待ったら？ うーん、これがヒーローらしい答えだったのかな。よく分からず。次。
再度ゲームショップへ。営業妨害野郎だけど入れた。
【help!】「いじめの現場に遭遇してしまったけどダメって言えなかった。どうしたら？（3択）」ヒーローらしいお答えなら、勇気をもって君がダメって言わなきゃいかんだろうなあ。個人的にはもう少し状況を把握しないと何ともいえんが。でも視聴率アップ。
いやさっき、ゲーム会社が駅前の不動産屋隣にできたと聞いたので。あ、ホントだ。見るからに怪しい警備員。後でまた来るよ。
これまた、「市場に気になる人がいる」らしいような情報を得たので。特に何もなし。
【help!】ネコ捕まえてくれって。今度は歩き方もばっちり。何とか捕獲成功。視聴率アップ。
【help!】「出張費が浮いたんだけど、会社に戻した方がいいのかどうか……（3択）」今日は人生相談の多い日だな。ヒーローらしく。さっさと返してこーい。多分視聴率アップ。
【イベント】喫茶HAPPYにやよいが戻ってくる。「まだゲーム会社の場所も分かってない」って、ホントにマスコミ関係者かいなあんた。しょーがないので自分で行くことにする。
公園に怪人が向かっているようなんですが。うーむ、でもゲーム会社が……
件の不動産屋隣の建物に、毎朝電車で出社してくる怪人の噂を聞く。っておい。
【イベント】その怪人がご出勤あそばされたようです。だれか悲鳴でもあげてください。もー。変身して建物に突入。あれ、ここわざわざ自分で操作させてるなあ……もしかして、例の市民こうえんに行くって選択肢もアリ？ ってもう建物に入っちゃったからしょうがないけど。
モニタに向かう下っ端達。明日が締め切り、しかも度重なる仕様変更で寝てないみたいです。涙で前が見えません。その背後で下っ端を叱咤するゲーム怪人II。バージョンアップしたみたいです。だから何でそんなにリアルなの。
何か下っ端が哀れなので、ムームーセイジン登場。そのままバトル。
【バトル】ゲーム怪人戦。
ピンチになって必殺技ね、必殺技……うーむ、ついつい的確に避けてしまう自分の慣れが今は恨めしい。やば、怪人が必殺技出し尽くしちゃったよ。しょーがないのでわざと防御外してピンチになってみる。必殺技発動。勝ったー。ってこれヤラセっていいませんか。でも上がる視聴率。
土下座して平謝りの怪人。ヒーロー的には許さなきゃならんのだろうな。はいはい。立ち去ろうとするムームーセイジンの背後を、その時怪人が襲いかかる！ 危うしムームーセイジン！ と思いきや、怪人の体が縦真っ二つに。その剣を振るった者は、ナイトエンゼル……ではない。ゲームの洗脳から醒めてないニセモノ？ なわけないな。そいつは「ダークブレード」と名乗ってそのまま立ち去ってしまった。なんか10分ぐらい前に、似たようなシチュエーションがあったんですが。うーむ。
喫茶HAPPY。ムームーセイジンへの疑惑は晴れたということでめでたしめでたし。あ、でも、その後の「昨日市民こうえんで……」のニュースが気になるなあ。あそこでゲーム会社じゃなくて市民こうえんに行ってたらどうなったんだろう。ナイトエンゼルあたりが何とかしてくれたのかな。
一方そのころ、ゲネスの秘密基地にダークブレードの姿があった――
最高視聴率：47.30%
やっぱ必殺技で勝利するのは大事だあね。そして次回の目標視聴率は46.25%。ってもう越えてるじゃん。